【最新版】おすすめのSFAツール比較9選 機能や料金、選び方まで徹底解説
- SFA は、属人化されがちな顧客情報や案件の進捗状況などをデータとして可視化することで、営業活動の再現性を担保し、組織の生産性を向上させることを目的としたツール
- SFA は、主な機能は「顧客管理」「案件管理」「商談管理」「活動管理」「売上管理」5つであり、これらを駆使することで営業活動の効率化や見える化、生産性向上につながる
- 最適な SFA を選ぶためには、組織の現状を明確にした上で、必要な機能が備わっているか、すでに導入されているツールと連携できるか、サポート体制は充実しているかなどのポイントに注目する必要がある
- SFA をより効果的に活用するためには、SFA の運用・活用方法、データの入力ルールを定めた上で、社内で共通認識を持つことが大切である
- 近年では、SFA / CRM データの有効活用のための Sales Tech が注目を集めており、中でも Gartner も注目する SEP は組織のさらなる効率化と生産性の向上を可能にする
近年、営業に関するデータを使った営業分析が重要になってきています。
営業組織の売上や生産性を向上するためには、正確かつ迅速にデータを収集・分析・共有することが必要です。
この営業分析を支援するツールとして、SFA(Sales Force Automation)が有名であり、SFA だけでも非常に多くの種類があります。
SFA の導入により成果を最大化させるためには、組織の規模や改善すべき業務に適した特徴や機能をもった SFA を選択することが大切です。
今回は、SFA の持つ機能や選ぶために着目すべきポイントを解説しつつ、3つの目的に分けて9つの SFA を比較します。さらに、SFA の効果を最大化させるために組織でやるべきことと導入すべきテクノロジーについても解説しています。
また、弊社では SFA や CRM 内のデータを活用して売上の拡大につなげる、データをより経営戦略に活かしていくうえで欠かせないテクノロジーに関する「CRM データを最大活用する最先端テクノロジー」を提供しています。ぜひ、データ活用戦略にご活用ください。
SFA とは?
SFA は、「Sales Force Automation」の略で、日本語では「営業支援システム」と呼ばれています。
SFA を活用することで、属人化されがちな顧客情報や案件の進捗状況などをデータとして可視化し、営業活動の再現性を担保し、組織の生産性を向上させることができます。
SFA ができること
営業活動の効率化
SFA は、営業担当者が収集した個人情報やこれまでの取引履歴などを蓄積し、共有することができます。
そのため、情報を入力した人ではなくても、いつでもどこでも必要な情報にアクセスすることができ、従来かかっていた記入・報告の時間や手間を短縮することもできます。
さらに、営業や商談メールの送信など、これまで営業担当者が行っていた業務で SFA により自動化されたものも多くあります。
これにより、迅速かつ一貫した顧客対応が可能になり、顧客満足度の向上に繋がることの他に、営業担当者がその他の業務に時間を割くことができるので、営業の効率化を実現することができます。
営業活動の見える化
SFA は、営業活動の進捗や顧客情報だけでなく、成約率や受注率などのデータも全体で共有し、可視化することができます。
これにより、商談化率や成約率が高い営業担当者の取引履歴や活動なども明確になり、これらのデータを元にトークスクリプトの作成やプロセスの改善を行うことで、営業力の底上げや標準化を行うことが可能になります。
さらに、営業活動のデータの可視化により、営業担当者の活動を管理しやすくなり、公正な評価にも繋がります。
また、社内で情報を共有することで、全ての社員がデータにアクセスすることができ、業務の連携や引き継ぎを効率的かつ正確に行うことができるのです。
生産性の向上
SFA の活用により、データ入力やタスク管理などの、これまで営業担当者が行ってきた事務的業務が自動化されます。
これにより、営業担当者は時間と労力を戦略の作成や既存顧客との関係維持などに集中させることができるため生産性の向上が見込めます。
さらに、SFA で顧客や案件に関する情報を集約し、社内全体で共有することで、これまで情報連携不足により起きていたミスを減らすこともでき、顧客満足度の向上にも繋がります。
高い顧客満足度を維持することは、LTV の向上に寄与するため重要です。
合わせて読みたい:SFA とは?基本機能や CRM ・ MA との違い、選び方まで解
MA・CRM との違い
SFA と類似するツールとして MA や CRM が挙げられます。
ここでは MA・CRM とは何か、SFA との違いについて説明します。
MA とは
MA とは、Marketing Automation の略で、日本語では「マーケティング支援システム」と呼ばれています。
MA は、従来は手動で行っていたため多くのコストと時間がかかっていた集客や販売促進、顧客管理などの業務を自動化することができ、マーケティング活動における業務の効率化に貢献するツールです。
顧客の個人情報や Web 訪問履歴、流入経路などのリード情報を一元的に管理し、これらの情報を分類、分析します。これらの情報を元に、顧客に対してパーソナライズされた提案を行うことができます
MA との違い
マーケティング業務の効率化や自動化、顧客に対してのコンテンツを最適化することがMAの目的です。
顧客情報を一元管理することから、そのデータを活用し、マーケティングや顧客に対するアプローチを最適化するための機能が充実しています。
具体的な機能としては、ランディングページの作成やソーシャルメディアの管理が挙げられます。
ランディングページを作成することで、そこから得た情報を分析し、プロモーションに活用でき、ソーシャルメディアでは、プロモーションやアンケートを実施して、顧客に対して情報の発信や収集を行うことができます。
一方で、SFA は、顧客の個人情報や案件の進捗状況を一元管理・分析できる機能があります。この機能を活用することで、営業担当者のタスクを管理し、計画的に業務を進めることができ、業務が効率化します。
この他にも、売上に関するデータを管理、分析することも可能であり、売上予測や成約率などのデータを可視化することで、顧客の傾向や業務上の課題を特定し、改善に繋げることもできます。
CRM とは
CRM とは、「Customer Relationship Management」の略で、日本語では「顧客関係管理システム」と呼ばれています。
CRM は、顧客の個人情報や取引履歴などを一元管理し、分析できる機能があります。
顧客にパーソナライズされた提案を行うことができ、顧客との関係強化や顧客満足度の向上に繋げることが可能です。
顧客情報管理の他にも、マーケティングや顧客満足度の施策に関する機能など、顧客情報の管理と活用を目的とした機能が充実しています。
CRM との違い
CRM は、顧客情報の管理を行い、顧客との関係を維持すること、顧客満足度や LTV を向上させることを目的としています。
そのため、より良い顧客体験を提供するための機能が充実している一方で、SFA は、営業業務の効率化や営業活動における生産性の向上を目的としています。そのため、顧客や案件に関する情報を管理し、効果的な営業施策を打ち出したり、より多くの有効なリードを獲得するための機能が充実しているという点が CRM と異なります。
営業ツールの比較についてはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご活用ください。
合わせて読みたい:営業支援ツールを比較 SFA/CRM、MAから最新支援ツールまで
SFA の5つの基本機能
SFA には、営業業務の効率化や組織の生産性を向上させるための様々な機能があります。
今回は、その中でも主要な5つの機能について紹介します。
顧客管理
1つ目は、顧客の個人情報を管理する「顧客管理機能」です。
これは、SFA だけでなく、MA や CRM などのツールにも備わっている機能であり、SFA の導入に期待する効果を得るために重要な機能です。
この機能では、イベントやプロモーションなどで得た、顧客の名前や役職、電話番号などの個人情報を一元管理し、社内で共有することができます。
全ての人が情報にアクセスできるようになることで、営業業務の属人化を防ぎ、業務の連携が行いやすくなります。
さらに、顧客管理機能は新規顧客だけでなく、既存顧客の分析にも活用できます。
見込みの高い顧客やこれまで成約に繋がった顧客に関する情報をセグメントに分け、分析することで、大口顧客になり得る顧客の特徴を見つけることができるのです。
その特徴をもった顧客を優先的にアプローチすることで、商談化率や成約率を向上させることにもつながります。
案件管理
2つ目は、案件の進捗状況を管理する「案件管理機能」です。
見込み顧客の発掘から成約までの営業活動に関するあらゆる情報を管理する機能です。
営業活動における問い合わせから契約までの顧客とのやり取りを可視化して、情報を一元的かつ適切に管理することで、パイプラインを見える化することができます。
そうすることで、営業活動でのトラブル発生時に、その原因を特定し、迅速な対応を行うことができるのです。
発生したトラブルに対して、早急な対応が行えなければ、顧客の信頼を失い、LTV の低下にもつながる可能性もあります。
しかし、案件管理機能を活用して見える化した情報を組織全体に共有することで、担当者以外への業務の引き継ぎや改善点の特定がしやすくなります。
商談管理
3つ目は、商談の進捗状況を管理する「商談管理機能」です。
商談の成約率を上げるために、商談内容を記録、管理する機能です。
これまでに行った商談を分析し、成約率の高い商談フローやトラブル発生時の対処方法などを特定することができます。
そうすることで、今後商談を行う際にも、商談手順を考える時間や準備にかける時間を短縮することができ、業務の効率化につながります。
さらに、現在進行中の商談についても、記録を残しておくことで、商談終了後に成約に至った要因、または成約に至らなかった原因を特定することができ、さらなる改善に繋げていくことができるのです。
活動管理
4つ目は、営業活動において担当者の行動や成果を把握し、管理する「行動管理機能」です。
アポイント獲得数や営業件数、商談数、成約率、受注率などを記録することができます。
これらのデータを可視化することで、営業担当者の行動を管理したり、評価も行えます。
さらに、商談化率や成約率の高い営業担当者の行動を分析することで、成約につながるトークスクリプトの作成や営業プロセスの構築を行い、教育プログラムとして、新入社員の育成や組織全体の営業スキルの標準化に活用することができます。
売上管理
5つ目は、多角的な基準で売上を管理数r「売上管理機能」です。
営業担当者ごとや一定期間ごとの売上を管理し、リアルタイムで共有する機能です。
これらのデータを元に、傾向や課題を分析し、改善に繋げることもできます。
営業担当者にノルマが課せられている場合は、達成すべきノルマと売上結果を元に、ノルマを達成するには、どれくらいの期間で、どれほど売上を向上させるべきなのかを明確にします。
さらに、売上管理機能では、ただ売上を管理するだけではなく、将来の売上を見積もることもできます。
これまでの成約数や売上高や、現在の営業活動の進捗状況、市場の傾向などを踏まえた上で、売上を予測することも可能であり、売上予測は、営業戦略や事業戦略を立案する際の指標の1つにもなります。
最適な SFA を選ぶための9つのポイント
1.組織のフェーズや営業体制と合っているか
組織にとって最適な SFA を選ぶためには、まず組織の規模感や企業の位置するフェーズ、販売チャネルなど現在の組織の情報を明確に把握する必要があります。
また、組織がどのような営業体制をとっているのかによって、注力すべきことが異なるため、組織の営業スタイルに合わせてツールを選ぶことも大切です。
例えば、営業活動の一部の業務を営業代行会社に委託している場合は、代行会社の業務を把握しにくいという問題があります。
そのため、この場合は営業活動の見える化に強い SFA を選ぶなどの対応を取ることが望ましいです。
2.組織の課題や目的に効果的であるか
SFA を導入する前に、販売プロセスや情報管理など、現在の営業活動がどのように行われているのかを明確にした上で、成約率や商談化率などの数値も踏まえて、現状の課題を分析することも大切です。
課題を特定した上で、課題を解決してどのような目的を達成したいのかや、課題を解決するために何が必要かを明確にします。
そうすることで、目的を達成するため、課題を解決するために必要な機能は何かを把握することができます。
3.必要な機能が備わっているか
SFA の導入で期待する効果や解決したい課題、達成したい目的を明確にした後は、それらを可能にするために必要な機能は何かを検討する必要があります。
どの SFA でも基本的な機能は大きく異なりませんが、SFA の製品ごとに備わっている機能に差がある場合もあります。
最も解決するべき課題は何か、その課題を解決するために最も必要な機能は何かを考えた上で、その機能を強みとしている SFA を導入すると良いでしょう。
また、ツールによって同じ機能でも操作方法が違う場合もあります。
ツールを使うことに慣れておらず、簡単に操作できるものを求めている場合は、初心者向けのものを選択するなど、社員のレベルに合わせて選ぶことも大切です。
4.価格は適切か
SFA を利用するには、導入コンサルや設定サポートなどの初期費用と毎月発生する月額費用が必要になります。
月額料金は、製品の機能やプランによって異なり、多くの機能が備わっているものは価格も高くなります。
無駄なコストを抑えるためには、必要としている機能が備わっているかを確認した上で最適な価格のものを選ぶ必要があります。
しかし、SFA を使用する中で追加したい機能があった場合は、カスタマイズ費用が発生する場合もあるため、長期的に見て機能と価格を選択することも大切です。
さらに、無料トライアル期間を設けている会社も多くあります。
そのため、実際に使用して、使いやすさや必要としている機能を十分に備えているかを確認すると良いでしょう。
5.自社のツールと連携できるか
自社ですでに SFA 以外のツールを導入している場合は、そのツールとの互換性にも気をつける必要があります。
すでに MA や CRM などのツールを導入している場合は、それらと連携する必要があります。
そのため、自社のツールが導入する予定の SFA と連携が可能かどうかも確認しておく必要があるのです。
MA や CRM は顧客管理機能が備わっているものが多くあり、製品によっては導入する SFA と入力方法が異なる可能性もあります。
入力方法が大きく異なり、社内で情報の入力が定着しなければ、正確なデータを集めることはできません。
そのため、 自社にあるツールと使用方法が似ているものを選ぶなどすることで、社員もすぐに慣れることができるでしょう。
また、スムーズな導入には、ツール同士の連携方法についても事前に調べておき、事前に準備をしておくことも大切です。
6.サポート体制は充実しているか
SFA システムに問題が起きた場合、迅速な対応を行うことができなければ企業の信頼を失い、顧客の解約に繋がってしまう可能性もあります。
そのため、サポート体制が十分であるかを確認することが大切です。
SFA システムにトラブルがあった際に、迅速に処理できるようにカスタマーサポートを利用できる時間と場所に注意する必要があります。
トラブルに対して迅速な対応を行うためには、24時間年中無休のマルチチャネルサポートが理想的です。
7.運用形態はクラウド型かオンプレミス型か
SFA には、クラウド型とオンプレミス型の2種類あります。
クラウド(SaaS)型は、全ての情報がサーバー上で管理されています。
そのため、インターネットやブラウザにログインするだけでいつでもどこでも利用可能な上に、初期費用がなく、比較的安価のものが多いです。
また、導入時は、サービスに登録し、アカウントを作成するだけなので、数時間から数日とスピード感を持って利用開始できるといったメリットがあります。
その一方で、カスタマイズ性が低い、毎月料金が発生するため長期的にコストがかかる、インターネットの接続に障害が発生すると利用できないなどといったデメリットもあります。
オンプレミス型は、ソフトウェアを導入し、オフィスで展開・維持されます。
初期費用はかかりますが、クラウド型のように毎月定額料金を支払う必要はありません。
さらに、営業組織に適した柔軟なカスタマイズが可能で、利用者が完全に制御できるというメリットがあります。
その一方で、初期費用やメンテナンス費用など設備投資が高額であることや、利用をサポートするための IT の知識と技術をもったスタッフや定期的なメンテナンスが必要であるなどといったデメリットもあります。
この2つの運用形態の特徴を見て、自社に適している方を選ぶと良いでしょう。
8.ユーザー(営業)側の入力工数が少ないか
営業担当者にとって、いかに時間を有効活用するかが大切です。
時間を無駄にしないためにも、データ入力に多くの時間を割くことはできないのです。
そのため、SFAを選ぶ際は、営業担当者が入力しやすいようにベタ打ちよりもプルダウン式などの、入力工数が少ないものを選ぶことが大切です。
SFA を導入すると、データ入力という業務が増えてしまうため、その後のフローでいかに工数を削減できるかということが重要になります。
SFA を導入する際には、業務フローを見直し、SFA を利用した結果、営業フローの工数が結果的にどれほど削減できるのかという効果を事前に確認するとよいでしょう。
9.モバイル対応しているか
営業担当者などは、社内で仕事をするだけではなく、取引先に出向くこともあります。
外出先で利用する場合、モバイル対応していれば、外出中でパソコンが使えないような状況でもスマートフォンを用いて社内の情報にアクセスすることができます。
モバイルでの利用を検討している場合は、モバイルでも簡単に操作が可能か、パソコンと同様に利用できるか確認する必要があります。
モバイルからの操作性が悪い場合、外出時に必要な情報にアクセスできない、時間がかかるなどの問題が発生する可能性があります。
先日弊社では、「失敗しない SFA の選び方」に関するウェビナーを開催いたしました。
オンデマンドでも配信しており、無料でダウンロード可能ですので、ぜひご覧ください。
SFA 比較表
おすすめの SFA を目的別に比較表にまとめました。
SFA を選ぶ際の注目ポイントとして、機能、価格、携帯、連携、モバイルの5つで比較しています。
【目的別】おすすめ SFA
おすすめの SFA を、「業務の効率化」「営業プロセスの標準化」「営業活動の見える化」の3つの目的別で各3つずつ比較しました。
業務の効率化におすすめの SFA 3選
Salesforce Sales Cloud
AI+データ+CRM で、営業活動をよりスマートに効率的に進められることが特徴です。
さらに、タスクの自動化で、業務の効率化を進めることで、すべての営業担当者と販売チャネルの売上向上を支援します。
クラウド型のツールで、他アプリケーションとの連携も可能であり、モバイルにも対応しています。
全てのエディションに2日以内のサポート対応があります。
さらに、Unlimited は、年中無休24時間体制のサポートや専門家によるコーチングセッションがあります。
- 機能
- 顧客管理
- 案件管理
- 商談管理
- 活動管理
- 売上管理
- ※エディションによってはついていないものもあります。
- 価格
- Essential 月額3,000円/ 1ユーザー
- professional 月額9,000円/ 1ユーザー
- Enterprisel 月額18,000円/ 1ユーザー
- Unlimited 月額36,000円/ 1ユーザー
JUST.SFA
必要な営業情報を一画面に集約できるため、営業活動を効率的に管理できます。
また、入力されたデータをリアルタイムに集計、チャートで表示し、課題や改善ポイントを素早く把握できます。
クラウド型のツールで、外部システムやサービスと連携できる API も搭載しています。
モバイル対応も可能で、平日9:00~18:00まで、eメールおよび電話でのテクニカルサポートがあります。
- 機能
- 顧客管理
- 案件管理
- 商談管理
- 活動管理
- 価格
- 月額15,000円/1ユーザー
Hubspot
ワークフローの自動化により営業プロセスを効率化できるのが特徴です。
生産性を向上させ、顧客との繋がりを創出し、営業部門を支援します。
クラウド型のツールで、モバイルにも対応しています。
他ツールとの連携も可能であり、Hubspot のMarketing Hub や Operations Hub などと連携するとより大きな効果が期待できます。
有料版の全ての契約者にはカスタマーサポートやカスタマーサクセスチームによるサポートがついています。
さらに、Professional と Enterprise の利用者は追加料金なしで、電話とEメールによるサポートも利用可能です。
- 機能
- 顧客管理
- 案件管理
- 商談管理
- 活動管理
- 価格
- Starter: 月額5,400円
- Professional: 月額54,000円
- Enterprise: 月額144,000円
営業プロセスの標準化におすすめの SFA 3選
Mazrica Sales (旧 Senses)
AI が案件のリスク分析や類似案件を直接アドバイスしてくれるという特徴があります。
さらに、リモートワークの企業が増えている中で、各営業担当者の進捗状況を直感的に共有できる案件ボードを活用して、リモートでの情報連携を支援します。
クラウド型のツールで、すでに利用中のサービスとも連携が可能です。
モバイルにも対応しており、すべての利用者がオンラインマニュアルやチャットサポートを利用可能です。
- 機能
- 顧客管理
- 案件管理
- 商談管理
- 活動管理
- 売上管理
- 価格
- Starter 月額27,500円〜/5ユーザーまで
- 追加ユーザーあたり月額5,500円
- Growth 月額110,000円〜/10ユーザーまで
- 追加ユーザーあたり月額11,000円
- Enterprise 月額330,000円〜/20ユーザーまで
- 追加ユーザーあたり月額16,500円
- Starter 月額27,500円〜/5ユーザーまで
Zoho CRM
SFA の基本的な機能に加えて、AI 営業アシスタントを搭載しているのが特徴です。
さらに営業担当者が入力するデータや活動状況を機械学習し、商談の勝算や予想外の売上悪化などを予測することもできます。
クラウド型のツールで、500以上のツールとも連携が可能で、モバイルにも対応しています。
サポート体制としては、有料プランを利用している人には無料で日本語サポート窓口を提供しています。
- 機能
- 顧客管理
- 案件管理
- 商談管理
- 活動管理
- 売上管理
- 価格
- スタンダード 月額1,680円/1ユーザー
- プロフェッショナル 月額2,760円/1ユーザー
- エンタープライズ 月額4,800円/1ユーザー
- アルティメット 月額6,240円/1ユーザー
GENIEE SFA(旧 ちきゅう)
操作が簡単で誰もが使いやすいため定着率が高いという点が強みです。
また、誰でも社内の正確な情報にリアルタイムにアクセスすることができるので、情報の属人化を防ぎ、一貫した営業を行えます。
クラウド型のツールで、GENIEEの他サービスや Google のアプリとの連携が可能です。しかし、プランによっては連携できないものもあるので注意が必要です。
サポート体制としては、チャットでのお問い合わせが可能で、24時間以内に一次回答があります。
さらに、定期的なフォロー MTG で課題解決と目標達成に向けたサポートを実施してくれます。
- 機能
- 顧客管理
- 案件管理
- 商談管理
- 活動管理
- 価格
- スタンダード 月額29,800円/10ユーザーまで
- 追加ユーザーあたり月額2,980円
- プロ 月額49,800円/10ユーザーまで
- 追加ユーザーあたり月額4,980円
- エンタープライズ 月額98,000円/10ユーザーまで
- 追加ユーザーあたり月額9,800円
- スタンダード 月額29,800円/10ユーザーまで
営業活動の見える化におすすめの SFA 3選
e セールスマネージャー Remix Cloud
一度の活動報告の入力で、顧客情報や案件、予実管理表などさまざまなアウトプットに情報が自動反映されるのが特徴です。
また、スマホ、PC、タブレットなどマルチデバイスに対応し、時間や場所関係なく反映された情報にアクセスできます。
クラウド型のツールで、他ツールとも連携できますが、プランによってはできないものもあるため注意が必要です。
導入前の検討段階から導入後まで、訪問やWeb、電話で各ステージに合わせた提案・運用・活動アドバイスを行うというように、サポート体制が手厚いのも特徴です。
- 機能
- 顧客管理
- 案件管理
- プランによってはできないものもある
- 商談管理
- プランによってはできないものもある
- 活動管理
- 価格
- スケジュールシェア 月額3,000円/1ユーザーまで
- ナレッジシェア 月額6,800円/1ユーザーまで
- スタンダード 月額11,000円/1ユーザーまで
kintone
kintone の中に多くの種類のアプリがあり、仕事の数だけ追加できるという業務システムが特徴です。
アプリにはデータを蓄積、一覧、検索できるデータベース機能と、業務を円滑に進めるためのコミュニケーション機能があり、部署や用途に合わせて使うことができます。
データの管理、集計、共有といった SFA の基本機能を備えている上で、kintone で作成にある複数のアプリのデータを一元管理できるため、営業活動のさまざまなデータを多角的に分析できます。
クラウド型のツールで、モバイルにも対応しています。
ツールの連携はスタンダードコースのみ可能なので、コースの選択には注意が必要です。
kintone の導入前後の顧客をサポートするサイボウズ公認のパートナーがいて、サポートしてくれます。
さらに、利用中の方に向けた勉強コミュニティもあり、運用や活用のノウハウを学べる機会も設けられています。
- 機能
- 顧客管理
- 案件管理
- 商談管理
- 活動管理
- 売上管理
- 価格
- ライトコース 月額780円/1ユーザー
- スタンダードコース 月額1,500円/1ユーザー
Dynamics 365 Sales
営業案件の進捗状況や売上予測が一目でわかるダッシュボード機能があり、パイプラインの見える化が実現します。
表示する情報は利用者が自由に設計することもできるので、使用する意図によって情報を最適化できます。
クラウド型のツールで、モバイルにも対応しており、Dynamics 365 ERP 製品や Microsoft のツール との連携が可能です。
サポート体制としては、電話と Web によるサポートがあります。
- 機能
- 顧客管理
- 案件管理
- 商談管理
- 活動管理
- 売上管理
- 価格
- Dynamics 365 Sales Professional 月額8,125円/1ユーザー
- Dynamics 365 Sales Enterprose 月額11,875円/1ユーザー
- Dynamics 365 Sales Premium 月額16,875円/1ユーザー
- Dynamics 365 Relationship Sales 月額 20,250円/1ユーザー
SFA をより効果的に活用するための方法
ただ SFA を導入しただけでは、目的の達成や成果の向上に繋がりません。
SFA を活用して目標を達成したり、期待する効果を得たりするためには、SFA を有効的に活用することが大切です。
ここでは、SFA を効果的に活用するための方法を3つ解説します。
社内で共通認識を持つ
SFA を導入するにはまず、なぜ SFA を導入するのかという目的や導入により期待する効果などを社内で共有し、全社的に共通認識を持つことが大切です。
SFA を利用する社員が、SFA を利用するメリットや効果を認識していなければ、社員は SFA を活用せず、SFA の使用が社内に定着しません。
さらに、目的や効果を認識せずに、利用しない社員がいるとデータ入力がされない、入力方法を間違えているなどの問題が発生します。
その場合、正確なデータを収集できず、業務効率の低下にもつながり、最終的に期待した効果を得られない可能性があります。
なぜ SFA を導入するのかという目的や、SFA を導入することによってどのような業務が効率化され、どのようにして生産性が向上するのかなどといった効果に対して、全社的に共通認識を持つことが大切です。
データ入力ルールの制定
全ての営業担当者がデータ入力を行っていたとしても、その入力方法が個人によって異なれば統一されたデータが収集できず、正確なデータも取れない可能性があります。
データの入力基準が異なると正確なデータを収集することができず、業務効率の低下を招く可能性もあります。
そのため、データの入力に関して統一されたルールを制定することが大切です。
ルールを設けることで、営業担当者の属人的な判断によるデータの入力を防ぐことができます。
全ての営業担当者がルールにしたがってデータの入力を行うことで、均質なデータを収集できます。
最新の Sales Tech を導入する
SFA をより有効的に活用する方法の1つとして、最新テクノロジーの導入が注目を集めています。
ここでは、世界的調査機関である Gartner も重要だと位置付ける SEP(Sales Engagement Platform)について、テクノロジーツールの例をあげて説明します。
SEP
SEP は、Sales Engagement Platform(以下 SEP)と表記され、アメリカを中心に営業活動を支援する領域として注目を浴びています。
SEP とは、営業担当者が見込み顧客や既存顧客とのコミュニケーションをより効果的に実行できるようにするテクノロジーのことを指します。
これまで、CRM や SFA に蓄積されたデータの分析や分類は営業担当者が行っていました。しかし、どのように営業活動に活用するかという分析や予測の部分を人が判断するのは非常に難しいのです。
さらに、分析にかかる工数や時間、分析結果の不確実性により、業務効率が低下したり、成果に繋がらないこともあります。
SEP は、CRM や SFA のデータに基づいて、それぞれの顧客に適したアプローチを判断し、営業担当者が取るべき行動を提示してくれます。
さらに近年は、分析結果を踏まえて、ツールが売上予測やトレンド分析などを行える機能を備えているものも出てきています。
SFA とともに SEP を活用することで、業務の効率化と生産性の向上につながるでしょう。
世界的調査機関 Gartner が重要だと位置付ける SEP について以下の記事で詳しく解説しています。
合わせて読みたい:世界的調査機関 Gartner が重要だと位置付ける セールスエンゲージメントプラットフォームとは
Magic Moment Playbook
近年注目を集めている SEP の例として、弊社の Magic Moment Playbook を紹介します。
弊社、株式会社 Magic Moment が提供する Magic Moment Playbook は、営業の量と質を向上させる SEP です。
Magic Moment Playbook は、SFA や CRM などのデータを元に、営業担当者が次にどの顧客に対して何をするべきかを判断、提案します。
さらに、営業担当者が行っていた業務の一部を自動化することもできます。
これにより、営業全体の活動量と商談成約率を向上させることができ、組織の売上向上・生産性拡大を同時に追求することができるのです。
Magic Moment Playbook について以下の資料で詳しく説明しています。無料でダウンロードが可能ですので、ぜひご活用ください。
Magic Moment Playbook サービスサイト:https://lp.magicmoment.jp/magic-moment-playbook
資料請求:https://lp.magicmoment.jp/magic-moment-playbook-document
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