大規模言語モデル「GPT」の API 連携を活用した、セールスエンゲージメントプラットフォーム「Magic Moment Playbook」の新機能(β版)を開発
株式会社Magic Moment(本社:東京都港区、代表取締役CEO:村尾祐弥、以下「当社」)は、大規模言語モデル「GPT(※1)」の API 連携を活用した、セールスエンゲージメントプラットフォーム「Magic Moment Playbook」の新機能(β版)を開発しました。今後、ビジネスシーンでの活用については、倫理的側面・法的観点を精査の上、慎重に検討して参ります。
昨今、AI の活用はレコメンデーションエンジンから、Chat-GPT に代表される自然言語処理をはじめ、これらの技術を組み合わせた多様なユースケースが消費活動および企業活動に浸透しつつあります。営業現場においても、セールストークの音声分析や行動履歴分析、営業文章の自動送信など活用シーンが拡大している一方、現存の技術は個人の業務の拡張が中心となっており、属人的な入力データの範囲内で効果を発揮するものでした。
当社は、営業チームが効率的に顧客と関係構築を行うためのセールスエンゲージメントプラットフォーム「Magic Moment Playbook」を提供しています。プロダクト内の「プレイブックコア機能」では、自社組織の営業オペレーションを定義し、活動履歴や顧客との合意情報を構造化した状態で正規化データ(※2)として蓄積できます。これにより、保有する組織全体のデータを AI に入力し、営業オペレーションのベストプラクティスを出力・実装することが可能です。
今回、大規模言語モデル「GPT」の API連携を活用し、営業オペレーションの自動構築が可能になりました。また、本機能に合わせてこのデータセットを基盤にした「顧客コミュニケーション内容の構造的整理」や「推奨コミュニケーション内容の提示」を行う機能のβ版を開発し、社内で機能検証が完了しました。お客様への提供の可能性について、倫理的側面や法的観点を考慮の上、慎重に検討を進めて参ります。
※1 膨大なデータセットから得た知識に基づいて、テキストやその他のコンテンツを認識、要約、翻訳、予測、生成できるディープラーニングアルゴリズム。
※2 データの重複がなく、整合的に取り扱える状態であること。正規化を行うことで、データの追加・更新・削除などに伴うデータの不整合や喪失が起きるのを防ぎ、メンテナンスの効率を高めることが可能になります。
□ セールスエンゲージメントプラットフォーム『Magic Moment Playbook』について
Magic Moment Playbook は、営業チームが効率的に顧客との関係構築を行うためのセールスエンゲージメントプラットフォームです。AI による Next Best Action、パーソナライズされたコミュニケーション、煩雑だが重要なタスクの自動化、最適な営業プロセスを示すプレイブック機能で、新規顧客獲得、顧客関係の深化を支援し、営業組織の成果最大化を実現します。マルチチャネル対応で効果的なアプローチが可能です。
製品サイト:https://lp.magicmoment.jp/magic-moment-playbook
□ 株式会社Magic Moment 会社概要
代表者:代表取締役CEO 村尾祐弥
設立:2017年3月
本社:東京都港区麻布台 1 – 8 – 10 麻布偕成ビル 3F
事業内容:営業AI行動システム『Magic Moment Playbook』/ 営業組織『CS BPO(カスタマーサクセスBPO)』の提供
公式サイト:https://www.magicmoment.jp/